法人カードは設立1年未満のベンチャーやスタートアップでも作れる?
設立直後のスタートアップなどは人員も少なく、慣れない経理業務を兼任しなければならない経営者もいるでしょう。そんなとき、法人格のある企業や個人事業主に対して発行されるクレジットカード、「法人カード」があると、事業の支出を管理しやすくなるので便利です。
法人カードは法人口座からの引き落としが可能で、ビジネス向けの付帯サービスがあるなど、個人カードにはない特徴があり、業務効率化やガバナンス強化にも役立ちます。「設立1年未満でも法人カードは作れるのか」といった不安を感じている方に、カード選びのポイントや申請方法についてご紹介します。
設立1年未満のベンチャーやスタートアップも法人カードは発行可能?
法人カードの発行にあたっては、創業歴や事業歴なども評価の対象になるとされていますが、明確に創業年数などについて決まりが設けられているわけではありません。
法人カードを発行する際に審査を行うのは、貸し倒れのリスクを測るためと考えられます。そのため、貸し倒れのリスクが低いと判断されれば、設立1年未満のベンチャーやスタートアップであっても、法人カードの作成は可能です。
法人カードを導入すれば、経費精算の簡略化やキャッシュフローの改善効果が期待できます。さらに、クレジットカードならではのポイント還元や付帯サービスを活用すると、経費削減にもつながるでしょう。